今回は投資資金をどのような期間の投資に割り振っていくべきかについて考えていきます。
投資期間定義
投資期間の定義をまず述べていきます。
長期投資
数年間にわたって投資していく前提のものです。
投資対象としては下記のようなものです。
基本利益確定・損切せず持ち続けます。
明らかに前提が変わった時のみ売却します。
定期積立商品の場合は相場が大幅に下落した場合にのみ増額します。(指標が10%以上など)
- 高配当バリュー株(好業績の日本大企業、米国企業、高配当ETF)
- 長期的に成長するグロース株
- 定期定額の投資信託(全世界株式、S&P500、新興国投信)
中期投資
数日~数か月にわたって投資していく前提のものです。
投資対象としては下記のようなものです。
決算後や直近の確定イベント、経済動向を中心に分析して投資します。
- 個別銘柄(日米企業)全般全般
- インデックス投資全般
短期投資
基本1日~数日のデイトレ投資前提のものです。
投資対象としては下記のようなものです。
基本的には数日の間で値上がりすることが前提の投資ですぐ利益確定や損切りを行います。
- 個別銘柄(日米企業)全般
- インデックスETF投資(ベア型、ブル型両方)
キャッシュ
入金力として一定額保持して暴落時や欲しい銘柄のタイミングが出て来た時にいつでも投資できるような買い付け余力を残しておきます。
私は円だけでなく外貨建てMMFなども活用して保持しています。
投資比率を考えよう
私の場合は長期投資が4割くらい、中期2割、短期とキャッシュで4割くらいにしています。キャッシュは資産の2割~3割に調整しています。
長期投資ではS&P500定期積立、高配当企業のバリュー株を中心として安定した利回りを出しつつ、米国株の成長銘柄にも少しずつ投資しています。
中期・短期投資ではとにかくハイパフォーマンスを狙って投資しています。
この辺は人によってリスク許容度が違うと思いますし、投資初心者であれば長期投資を多めにしておくとよいと思います。
特に長期投資では株価暴落時に売りたくなってしまうかもしれませんがわたしはむしろ定期積立増額するルールにしています。
暴落時により買い集められるようにするためです。
中期・短期投資で大事なのはルールを明確に決めて投資する前にこの銘柄は10%下落したら損切り、15%以上値上がりしたら利益確定、横ばいで1週間経過したら売却など、損益で売るルールと期間で売るルールを明確化していくことかなと思っています。
自身の中で目標株価を決めておくようにするとよいでしょう。
自分の場合、短期投資で大きく値上がりすることが予測される株の場合は50%株価上昇したら持ち株の50%売却するなどルールを設定することもあります。利益確定はすべての株を売却する必要はないということです。
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