寒い日が続き、コロナ渦ということもあり家から出ない日も増え、テレワークなども相まってつい暖房も入れる時間が増えて電気料金が値上がりしたという人も多いのではないでしょうか?
そんな中卸電力市場価格の高騰が話題になっていましたね。
卸電力市場価格が少し気になったので調べました。株式市場に与える影響も考察してみます。
電力プラン確認のすすめ
私はすぐ電力契約を確認しましたが問題なさそうでした。電気料金は昨年よりもたかくなっていてがっくりしましたが。。。
新電力中心に、大手電力会社も含めて基本料金が安い電力のプランの場合、電気料金のい直結して影響が出るようなのですぐ確認したほうがよいですよ。
市場連動型などになっている場合は要注意です。
卸価格電力市場とは?
ざっくりとした自分の理解はこんな感じです。
発送電分離と電力自由化によって従来の大手電力会社からの体制を脱却しよう
⇒料金は市場の競争の原理にさらされれば安くなるはずだ
⇒電力自由化開始・電力市場オープン、新電力参入
⇒受給バランスで価格が変動するのでコロナ巣ごもり+寒波で高騰
太陽光パネルって雪が積もったりすると発電できないですしね。。。
自然電力の比率を上げるほど緊急時のバックアップ電源として火力が必要となるので今は火力発電の力で賄っているという状態のようです。
当然といえば当然の結果ですね。
海外の例を参考にしてうまくいかない例のような気がします。
とくにヨーロッパなどは自然電力導入している国がある一方でフランスなど原発が多く賄っている国もあるのでバックアップは他国から融通可能ですが、日本は島国なのでそううまくはいかないですね。
電力会社株戦略
私はたまたま電力会社株を高配当と事業安定性、直近の下げ具合から底値付近と判断して購入していました。
電力会社は今回の騒動でだいぶ値上がりしたのでラッキーでした。(100株当たり1370円で購入、2021/1には1700円台後半まで一時的に行きました。)
電力卸売市場の価格次第で電力会社の利益がだいぶ変わってくるようですね。
そこで考えたのが電力会社を長期監視して電力安定期、経済低迷期などに購入しておき、季節性のイベントで電力不足に陥る真夏か真冬に高騰したタイミングで売るという方法がとれるような気がしてきました。
あとは火力と切っても切れない状態はしばらく続きそうなので原油価格にも着目していくとよいかなと思いました。
いろいろ相関性もありそうなのでデータ解析のネタの一つにストックしておこうかと思います。
データ解析用メモ
・電力会社株と気候(時期)、原油価格の相関性から底値を予想するモデルを作成